台湾における「京都勝牛」事業展開についてはどうだろう。六角国際は台湾国内外にて、 主力ブランドである台湾発タピオカドリンク「Chatime（チャタイム）」をはじめとしたドリンクスタンド・飲食事業を約30の国と地域に600店以上を展開する台湾上場企業。 王座はそのグループ傘下として台湾国内にて広く飲食事業を運営。 近年、 台湾での和食に対する関心の高まりを背景に和食ブランドの展開を加速しており、 「牛カツ専門店 京都勝牛」の台湾マスターフランチャイズ加盟契約を締結。 今後3年で20店舗の展開を目指す。

 

≪ 牛カツ-GYUKATSU-を世界に。 「新たな和食の一手」として今後海外展開を加速 ≫ 

　「牛カツ専門店 京都勝牛」は2014年に京都で創業し、2018年10月現在、日本国内で53店舗を展開中。海外展開は、台湾が韓国に次いで2か国目。 韓国では2016年に1号店を、 2018年10月中旬には15号店の出店を予定し順調に店舗数を伸ばしている。

 

　海外の日本食レストランは、 2017年に約11万7千店と2年前と比べて3割増（出典：農林水産省）であり、 アジアを中心に年々増加する一方、 タイ首都バンコクで日本食レストラン数が2年連続減少（出典：ジェトロ）するなど、 シンガポールや香港などの都市部では飽和気味であるとの声も。 

　その中において『牛カツ』は、 国内での人気はもちろんのこと、 インバウンド需要の高まりを背景に特にアジア・欧米などを中心に、 広く海外のお客様から「日本で食べたい和食」として近年高い人気を誇り、 海外における新たな和食の一手 として、 現地外食企業から数多くの問い合わせがあるという。

 

　今後「京都勝牛」は、 寿司、天ぷら、ラーメンのように、 和食のスタンダードとして牛カツを広めるべく、 そのリーディングカンパニーとしてアジアを中心にさらなる海外展開を加速していく計画だ。

 

創業以来こだわり続ける京都勝牛「牛ロースカツ膳」

 

国内1号店「京都勝牛 京都駅前店」

 

韓国2号店「京都勝牛 ハナム・スターフィールド店」2016年オープン以来行列は絶えない。 

■出店立地について 

台湾1号店「GYUKATSU KYOTOKATSUGYU Shin Kong Mitsukoshi店」は、台北市の中心街である信義にある商業施設「新光三越A11館」に出店。 2号店「GYUKATSU KYOTOKATSUGYU Hsinchu Big City店」は、台北の南に位置し、台湾のシリコンバレーとも呼ばれる新竹市内に出店。1号店2号店ともに情報感度が高く発信力のある生活者が多いエリアに出店することで、台湾における新たな和食の選択肢として「牛カツ-GYUKATSU-」「京都勝牛-KYOTOKATSUGYU-」のブランディングを推進していく。

■料理・店舗デザインについて 

目指したのは、日本と変わらぬ「京都発、和の牛カツ」。食材から調理方法、提供オペレーションに至るまで、台湾でも変わらぬ日本クオリティを提供することを追求した。提供メニューは、京都勝牛の看板メニュー「牛ロースカツ膳」をはじめ、台湾人の趣向に合わせオリジナルメニューも投入。また、「京の割烹」をイメージした店舗デザインもそのまま再現。京都勝牛おなじみの提灯や暖簾が映える洗練された和の空間がお客様を出迎える。

 

台湾1号店の外観イメージ

 

台湾1号店の内装イメージ

店舗名：GYUKATSU KYOTOKATSUGYU Shin Kong Mitsukoshi店（京都勝牛 信義新光新天地A11店）

住所：No.11-B2, Songshou Rd., Xinyi Dist., Taipei City 110, Taiwan

営業時間：11:00～22:00

店舗面積：41坪

店舗席数：51席

店舗名：GYUKATSU KYOTOKATSUGYU Hsinchu Big City店（京都勝牛 新竹遠東巨城店）

住所：No.229-7, Zhongyang RD., East Dist., Hsinchu City 300, Taiwan

営業時間：11:00～22:00

店舗面積：44.4坪

店舗席数：68席