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2017年7月25日(火)15:57 トレンド

アガリコで味わうラテン風カクテルムーブメント。

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取材・執筆 : 桐田政隆 2017年7月25日

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 株式会社Big Bellyが国内外に展開する、大人気のオリエンタルビストロ「アガリコ」。1号店である池袋のアガリコ本店は、6月に6周年を迎えたが、現在も開店から深夜まで客足が絶えない、いまだに勢いが衰えない大繁盛店だ。今春発売のぴあ社発刊「東京ビストロ&バル」でも、大注目の一店として取り上げられている。

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「池袋アガリコ本店」 JR池袋駅西口から徒歩5分。営業時間は17時から翌朝7時まで。オープンから予約で席が埋まるあるほどの人気店だ。

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今年4月に発売された「東京ビストロ&バル(ぴあMOOK)」(950円)でも、新たなビストロの王道として紹介されている。

 アガリコはオリジナリティとバラエティに富んだ、スパイシー&ヘルシーなオリエンタルエスニック料理に、豊富なワインを揃える新感覚のバルスタイルで人気が拡大。都内月間消費量No1でもある、グラスなみなみで提供するスパークリングワイン(500円)をはじめ、お客様のほとんどがワインを楽しむそうだが、暑くなるにつれて一躍人気を伸ばしているのが、ラテン風カクテルだ。

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いまアガリコで人気を集めているテキーラベースのカクテル。左/「クエルボ・テコニック」(500円) 右/「マルガリータソーダ」(500円)

 そのラテン風カクテルとは、世界トップシェアのテキーラ、クエルボを使ったカクテルだ。クエルボはテキーラの本場、メキシコのホセ・クエルボ社のブランド。創業200年以上の歴史を誇り、゛Best of Tequila″とも称されている。

 アガリコではスタンダードカクテルとして、「クエルボ・テコニック」と「マルガリータソーダ」を用意。テコニックは2か月以上の樽熟成による、まろやかな味わいが特徴の「クエルボ エスペシャル」を使った、いわばテキーラトニック。提供方法はざっくりいってしまえば、クエルボをトニックウォーターで割り、カットレモンを添えるだけ。だがアガリコグループ コンセプトリーダー兼池袋本店店長の飯泉さんによると、「うちはアジア各国のエスニック料理が中心で、スパイシーなメニューが多い。クエルボ・テコニックは甘くなくすっきり爽やかな味わいなので、料理との相性もバッチリ。提供を始めた4月から、気温が上がるにつれてどんどんオーダー数も増えてきました。最近では、テコニック、マルガリータソーダとも1日3、4杯は出ます。お店側としては簡単な提供方法も嬉しいんですよね」。

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クエルボ・テコニックと「骨付き!BBQスペアリブ」(980円)。味わいすっきり爽やかなクエルボ・テコニックは、アガリコの大人気メニュー、BBQスペアリブとも相性抜群。

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マルガリータソーダと「キアヌハーブサラダ」(680円)。ライムの風味が効いたマルガリータソーダが、ハーブたっぷりのアジアンサラダとも相性がいい。

 もう一つの人気カクテル、「マルガリータソーダ」は、米国でも人気のマルガリータリキュールを、日本市場向けにクエルボ社とアサヒビールが2年以上かけ共同開発した、「クエルボ・マルガリータ」を使ったもの。マルガリータはシェイクで仕上げるカクテルだが、マルガリータソーダは氷を入れたグラスに、リキュールを注いでソーダで割るだけと、オペレーションを簡素化できる。また炭酸で割らずオンザロック、スノースタイルにしてもおいしくいただける。「作り方は簡単ですが、本格的な香りにキレもよく、食中酒としても好評です。スパイシー、ハーブの効いた料理にも相性がよく、ビールのあとはずっとマルガリータソーダ、といったお客様もいらっしゃいます」。

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クエルボ・テコニック、マルガリータソーダ用のグラスに加え、ルチャリブレのマスクをモチーフにした、テコニックのアイコンのお面、うちわといった販促ツールも用意。お客様の食いつきもいいそうだ。

 アガリコはリゾートホテルのビーチバーをイメージした開放的な店内で、ラテン風のテキーラカクテルとのムードもバッチリ。クエルボを使って一新し、スタンダードからフルーツなどの6種を提供する、「フローズンマルガリータ」(980円)も女性を中心に大好評だそうだ。「以前はテキーラというと、一気飲み、罰ゲーム、二日酔い、といったネガティブな印象があった方もいますよね。ただアガリコではそんなイメージは皆無で、お客様はテキーラを使ったドリンクを楽しんでいます。たしかにアルコール度数が高い印象があるわりに、テコニックとマルガリータソーダはすっきり爽やかに飲める意外性、料理に合う点が人気の理由ですね」。

 ネーミングやキャラクターにもお客様のレスポンスが高く、専用グラスを指して「あれは何?」、と訊ねるお客様も多いそう。またメニューにはアイコンのロゴも記載しており、オーダーの際に質問されることも多い。食中酒やアガリコのスパイシーな料理と相性がいいとオススメできるため、コミュニケーションツールとしても活用できていると感じている。テコニックは20代男性、マルガリータソーダは30~50代のお客様の注文数が多く、年齢層も幅広くカバーしているようだ。

 実際にクエルボの提供開始後は、テキーラの発注量が明らかに増えているとも話していた飯泉氏。しかもこれまでのイメージとはひと味違った鮮度あるテキーラカクテルながら、提供が楽。専用グラスなども用意され、セールストークもスムーズで、お店にさらに活気が出ると、何かとメリットが多いと話していた。

 ビストロ&バルシーンを牽引する、アガリコで大好評のテキーラカクテル。新たなラテン風カクテルムーブメントとして、今後ますます注目を浴びる存在になりそうだ。

<店舗情報>
オリエンタルビストロ アガリコ池袋
〒171-0014
東京都豊島区池袋2-10-6
03-3590-3170

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