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ランダムトーク

フードリンクレポート

2016年1月17日(日)17:50 ランダムトーク

12月、飲食関連の景気は良かったが、

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取材・執筆 : 安田正明 2016年1月17日執筆

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 ある高級デリカテッセンの接客にがっかりさせられました。遠目には、高級店らしいゆったりとした接客です。しかし、実際には要領が悪くて時間がかかっているだけ。別のスタッフを見ても同様。買ったサンドイッチにはナプキンも入っておらず、コーヒーは煮詰まったもの。比べて、スターバックスのスタッフは素晴らしいですね。小売と外食の違いでしょうか。ランダムトークです。

 12月、飲食関連の景気は良かったが、

 12月の街角景気調査が公表されました。飲食関連の指数が52.9ポイントと大幅に良くなりました。タクシーや小売店、飲食店などの景気に敏感な職業の方々に内閣府が毎月、景気の現状や先行きを聞いて調査しています。

 指数を簡単に説明すると、景気が良くなっていると思う方から悪くなったと思う方を引いた数字を指数としており、50ポイントが良いと思う方と悪いと思う方が拮抗する「横ばい」という状態です。52.9ポイントというのは、良いと思う方の方が多いということです。小売関連、飲食関連、サービス関連、住宅関連の4つの分野で調査されていますが、12月は飲食関連が最も指数が高くなりました。

 要因のひとつは、暖冬です。暖かくてついつい街を歩きたくなります。街の明るい声を拾いました。

「今年は 12 月中旬まで県外の団体客利用があり、夜の地元企業による忘年会利用も例年よりにぎわいをみせた」(北陸・高級レストラン)。「12 月は忘年会需要の獲得に集中し、11 月から準備を進めた結果、月前半は団体客、後半
は個人客と団体客でそれなりの効果が出た。また、会社宛ての領収書を求める客も多く、景気回復の実感が少し出てきている」(近畿・一般レストラン)。「先月に続いて大型イベントが目白押しで、国内外の観光客増も重なり活気が増した。年末の忘年会も派手さはないものの数は増して、ここ数年では最も活発だった」(九州・タクシー運転手)。

 もちろん暗い声もあります。しかし、「観光客以外の地元客の姿が少ない」や「ボーナスが出たのか、来客数は増加したが、ボーナスの効果がなくなると、また減少する」、「他店も同じような状況のところが多い」など世の中まかせの受け身の姿勢が透けて見えます。

 情報が溢れ誰もが知ろうとできる時代です。ということは、人気店にますますお客様が集中するということです。景気が良くなっても誰もが恩恵を受けられません。今人気の店舗も正直に言うと、「なぜ?」と思う事があります。世の中とのコミュニケーションが上手いのです。人にウケるつぼを理解しています。フードリンクニュースの記事ランキングを見て私も何がウケるのか日々学んでいます。

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