横浜・ハマ横丁3階の「横浜マリンロケット」に行きました。銀座の老舗ショーレストラン「笑座こんぱる」が運営です。接客スタッフがショータイムになると役者に変身します。どの方もキラキラと輝います。夢を追いかける若者のカッコよさを久々に感しました。一緒に行った外食経営者はスタッフをよく連れてくるそうです。夢を持って働くことの素晴らしさに気付いて欲しいから。ランダムトークです。

　蕎麦に注目。炭水化物ダイエット、世界の和食。

　「蕎麦肴酒　晴れ間」が東京・赤坂にオープンしました。ネットカフェ「バグース」を経営していたサーバーズ中田琢也社長の新業態です。中田さんは「バグース」をダイヤモンドダイニングに売却し、独自に外食を展開しています。串カツバル「BAKU BAKU」は今、人気業態です。。

　「晴れ間」の夜は蕎麦を〆とするコース料理がメイン。日本酒10種ほどを定額で提供しています。〆の蕎麦は美食家の中田さんらしく、とても美味しい。炭水化物ダイエットを行っている私には最適の〆でした。私は朝、昼はパン、米やラーメンなど炭水化物を食べますが、夜はなるだけ食べないようにしています。半年で10キロ近く体重が減りました。

　人気の「いきなり！ステーキ」ですが、22時過ぎにもお客様がいます。女性客もいて300グラム以上のステーキを頬張っています。深夜ラーメンの替りのステーキ。炭水化物ではなく、タンパク質でお腹を満たす。そんな方がじわじわ増えているような気がします。炭水化物ダイエットの話題も良く出ます。

　蕎麦は植物性たんぱく質を多く含み、炭水化物の代替品として面白い食材ではないでしょうか。店内に電動で回転する石臼を設けて蕎麦を挽く「石楽」や「石月」。丸の内や豊洲、みなとみらいなどの商業施設に入るモダンな蕎麦店です。個人店が大半の蕎麦店でチェーン化を狙っているようです。電動石臼は個人店でも置くところが出始めました。

　最近、フードリンクニュースでも蕎麦のオープンを見かけます。

・国産蕎麦粉を使った十割蕎麦で 世界を目指す「十割蕎麦製麺所 名代　天晴酒場」 が2月20日オープン。

・優しい駅そばの風土「しぶそば」、3/30(月)大崎広小路に初の路面店オープン。

・APカンパニー、「鴨そば塚田農場 西新橋店」4/2(水)オープン。直営鴨舎も。

・美味しい田舎蕎麦と逸品おつまみで一杯。「田舎蕎麦いのくら」9/29(月)六本木にオープン。

　蕎麦は立ち食い店ばかりが目立ち、本格的な店は少し忘れられている感があります。和食が世界に飛び出す今、蕎麦の可能性も大きいです。日本国内でも、もっと蕎麦に注目しても良いのではないでしょうか。