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ランダムトーク

フードリンクレポート

2015年3月08日(日)20:18 ランダムトーク

外食に惹かれて、上海で参入した2人。

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取材・執筆 : 安田正明 2015年3月8日執筆

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 日本ワイン専門バル「蔵葡(くらぶ)」は20代~50代の幅広い男女で大賑わいでした。銀座の外れ、新富町にあります。築地警察署の路地裏の分かりにくい立地です。日本ワインの扱いで有名な酒販店、いまでやが経営。多くの品揃えの中から、様々な味を教えてもらえるのが魅力です。ランダムトークです。

 外食に惹かれて、上海で参入した2人。

 上海に馬肉専門店「西頭」が1月にオープンしました。立上げを担当した田口直樹専務から話を聞きました。昨年12月のオープン予定でしたが、所轄署の許可が思うように得られず、1ヶ月遅れになってしまったそうです。海外ではよく聞く話です。

 上海には馬肉を扱う日本料理店はありますが、専門店としては初。まだオープン後1ヶ月しか経っていませんが、直ぐにも黒字化しそうなほど好調だそうです。日本人客ばかりかと思いきや、6割は中国人。生肉そのままではなく、焼肉のようにお客様に自分で焼かせて食べさせます。

 田口さんは、人材派遣大手だったグッドウィルの出身。同社で外食専門の人材派遣部門を率いていましたが、廃業とともに別会社に移籍。その後、外食と馬肉卸を手掛ける「西頭」に転職しました。

 同じく上海で戦うのは、綱島容一さん。ローカルをターゲットに食べ放題焼肉店「炭宝貝(タンバオベイ)」を展開しています。現在5店舗で、中国版「牛角」を目指しています。綱島さんは、スマホ向け外食検索サイトの共同経営者でした。外食ビジネスに惹きつけられ、家族を日本に置いてまでして上海で創業しました。

 外食ビジネスは人を惹きつける魅力を持っています。外食周辺ビジネスで外食に触れ、外食のど真ん中に惹きつけられていく。生身の人間とダイレクトに触れ合う、また触れ合わざるを得ない、人間の本質に触れるビジネス。その場でお客様の反応が分かる事も魅力です。

 しかし、他人とストレートに向き合わないとならないがゆえに働くことを敬遠される業界でもあります。人同士が対面ではなく、ネットで繋がる時代ですからね。接客日本一を決めるS1サーバーグランプリを3月12日木曜に開催します。他人と向き合う事の魅力を伝えられると嬉しいです。

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