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ランダムトーク

フードリンクレポート

2015年3月01日(日)21:28 ランダムトーク

外食はベンチャーも労働環境に配慮を。

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取材・執筆 : 安田正明 2015年3月1日執筆

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 東京で修業していたバーテンダーの坪倉健児さんに京都で10年ぶりに会いました。独立して6年。住宅街の一軒家を改装してバー「ロッキンングチェア」を経営しています。心配された立地ですが、年々売上を伸ばしています。京都のバー業界の若手リーダーとなっているのが嬉しいですね。ランダムトークです。

 外食はベンチャーも労働環境に配慮を。

 第11回外食アワードの授賞式を2月24日に開催しました。フードリンクニュースも一員の外食産業記者会が主催し、毎年活躍した外食経営者やサポーターを表彰しています。記者会は2004年に設立。ネット媒体が記者会に認められてフードリンクニュースが加入させていただいたのが、2008年です。

 居酒屋甲子園とS1サーバーグランプリもほぼ時を同じくしてスタートしています。
この頃の外食キーワードは、本格焼酎、もつ鍋、ジンギスカン、立飲み、名古屋メシなど。外食を牽引するリーダーが大手企業からベンチャーに変わってきた時代です。

 外食アワード受賞者の中に、数十店舗という小企業が登場し始めます。2006年には当時50店舗のダイヤモンドダイニング松村厚久氏がベンチャーの旗手として登場。2008年には当時33店舗のAPカンパニー米山久氏と、当時30店舗のエムグラントフードサービス井戸実氏。2009年には当時100店舗を達成した鳥貴族の大倉忠司社長が選ばれました。

 お客様は外食に常に新しいものを求め続け、先端を走るリスクを厭わない小企業がもてはやされてきました。ユニークであればあるほど、企業や店舗の知名度がなくてもお客様はやって来ました。

 しかし、今、時代が変わりました。食の安全・安心に加えて、労働環境の問題が声高に語られています。先日も国は厚生年金未加入事業者への加入指導を強化すると発表しました。残業問題もそうです。先日ラジオを聞いていると、「オタクの会社はブラック企業ではありませんか?相談下さい」というような法律事務所のCMが流れていました。これらの負担に応えられる外食の中小企業ではどれだけいるのでしょうか。

 アイデアだけでは経営できない時代になっています。働く従業員の満足度が重視されます。社員だけでなく、パート・アルバイトも含めて長く働く従業員が多い程、仕事の質が高まりお客様の満足度も増す訳です。外食ベンチャーも働く従業員の事も考えなければお客様から嫌われます。

 そういう私の会社も女性社員2名に辞められて、今は女性は2名だけです。他の女性は派遣に切り替えました。優しくしているつもりなんですが。男性社員には嫌われないようにしないと(笑)。

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