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ランダムトーク

フードリンクレポート

2014年12月28日(日)19:03 ランダムトーク

「訪日外国人」は来年もキーワード。

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取材・執筆 : 安田正明 2014年12月28日執筆

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 2014年最後の週末の夜、東京では高級店も賑わっていました。選挙もあり景気が心配された12月ですが、何とか乗り切れたのではないでしょうか。千葉・幕張の「アウトバック・ステーキハウス」に行きましたが、牛肉ブームもあり3世代ファミリーなどで満席でウェイティングが出来ていました。ランダムトークです。

 「訪日外国人」は来年もキーワード。

 年末は外食のキーワードが気になります。前半は毎年はっきりしませんが、不思議と年末が近づくにつれて明確になってきます。今年は、「牛肉」「ちょい呑み」「ひとり鍋」「かき氷」「訪日外国人」「ビアガーデン」などです。詳細はフードリンクニュースの名物記者、長浜淳之介のレポート『2014年、外食産業を振り返る』をご覧ください。

 私の最大の注目は「訪日外国人」です。今年1月~11月の累計で1,200 万人を突破しました。昨年同時期に比べ28%も増えています。国別のトップ3は、台湾262万人27%増、韓国248万人9%増、中国222万人82%増。このアジア3ヶ国で訪日外国人の6割を占めています。

 欧米人は実は少ないのです。米国82万人12%増、英国20万人15%増、フランス17万人15%増など、アジアに比べ渡航時間が長いため、彼らにとって日本は遠い国です。アジア人にとっては近い国なので自然とリピーターが増えます。

 欧米人はやっと来れて、次はいつ来られるのか分からないので、寿司や和食など最高の日本を求めます。しかし、アジア人は何度も来日しているので、B級グルメなど飾らない日本に興味を持ち始めます。ファーストフードや居酒屋など庶民向けの店にもアジア人が足を運んでくれます。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け年々、訪日外国人が増えることは確実です。特にアジア人です。この流れをあなたは好機と捉えるのか、無視するのか。2015年、日本の外食はどのように変わるのでしょうか。フードリンクニュースはウォッチし続けます。ワクワクするネタを来年も発信し続けます。ご期待下さい。

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