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ランダムトーク

フードリンクレポート

2013年10月27日(日)20:57 ランダムトーク

東京郊外マーケットは宝の山。サブライムは奔り。

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取材・執筆 : 安田正明 2013年10月27日執筆

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 田無駅、東京・池袋から西へ西武新宿線で約20分。乗降客数約7万5千人。11月20日開催の『R関東』セミナーにライジングベンチャーの一人としてプレゼンする國府社長の居酒屋「すみゑもん」が北口と南口の両方にあります。南口には「山内農場」の大きな看板が目立っています。その先の2階に店舗があります。

 18時に行くと、既に一人客を中心に6名ほど。暫くすると、若い女性グループも入ってきました。早い時間は地元で働く方、19時以降は都心から帰宅する会社員、深夜は周辺の飲食店の方々で繁盛しています。

 続いて、近くにあるサブライムの居酒屋「エビス」を訪ねました。年季の入った居抜き店舗です。満席ではないですが、若い男女グループ客で盛り上がっていました。いつも思うのですが、若い女性が綺麗とはいえない店に平気で入ってくることに驚いてしまいます。そう思うのはバブル世代だからでしょうか。

 國府社長は、「もっと物件が出てくれば出店したい。ワインバルもいい」と言います。田無には未だなさそうでした。都心で働き田無に住む方々にとっては、ワインバルは流行りの業態。それをドレスダウンして田無にもってくればニーズがありそうです。

 郊外は地元で長く営業している店舗が多く、物件がなかなか空かないといいます。しかし、一度オープンできれば、周りの店舗は営業日や時間など営業内容が固定化されている中、都心の新しいやり方を持っていけば勝てる。低投資で、都心で出店することを考えれば多くの店舗を持てる。しかも、お客様もそれを求めているようです。

 1997年の山一証券の倒産以来、自信を無くした日本経済がここにきてようやく再生し始めました。郊外マーケットもこの一連だと思います。郊外にはまだ宝の山が埋もれています。國府社長はサブライムの出身。郊外で出店を重ねるサブライムは時代の先駆者ではないでしょうか。

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