『Ｒ東海』を10月18日に開催しました。第3回目にして名古屋に80名の方々が集まってくれました。過去最高の参加者数です。ナビゲーターを務めていただいているジェイプロジェクト新田治郎社長は会を重ねる毎に力が入ってきました。ちなみにジェイプロジェクトは今年9月にホールディング制に変わり、新田氏は株式会社ジェイグループホールディングスの代表取締役となりました。

　Ｒシリーズのセミナーは、東京・大阪・名古屋の各地で3ヶ月に1度開催しています。2000年から続く『フードリンクセミナー』をブラッシュアップさせたものです。関東、関西、東海で外食の次世代を担う『ライジングベンチャー』を毎会2～3名を紹介しています。昨年10月からスタートさせ、今回の『Ｒ東海』も含めて、延べ21名の『ライジングベンチャー』を紹介してきました。今後も11月に東京、12月に大阪で行います。

　100店舗を達成した経営者の方々にはそれを讃える『殿堂セミナー』というものを開催しています。過去に4回開催し、ダイヤモンドダイニング松村厚久社長、エムグラントフードサービス井戸実社長、サブライム花光雅丸社長、ＡＰカンパニー米山久社長を祝いました。

　名古屋の『Ｒ東海』では、過去のライジングベンチャー全4名も参加してくれました。今後も、全員が参加していくことが決まっています。前回のライジングベンチャー、「ヴォーノ・イタリア」のル・クール橘秀希社長は、年内に50店舗、来年夏には100店舗を達成して『殿堂セミナー』に出ると宣言してくれました。

　酒類メーカーの方に聞くと、支店内でも東京、大阪に比べ、名古屋支店は業績が良くないそうです。『Ｒ東海』でのライジングベンチャーとしての講演を依頼しても、関東・関西と異なり自信がないと断る方が多い。確かに、東海はおとなしいイメージ。殻を破る方が少ないようです。

　今の『Ｒ東海』のライジングベンチャーなら殻を破れる勢いがあります。この中から、全国に発信する外食経営者が出てくる予感がします。