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取材・執筆 : 酒井慎平 2012年10月16日執筆
コカ・コーラと赤ワインのカクテル「カリモーチョ」はご存知だろうか。赤ワインの酸味とコカ・コーラの清涼感のある甘みが程よくミックスさせた、新しいスタイルのカクテルが話題を呼んでいる。今回は、「東京カレンダー11月号」にも掲載された、カリモーチョ特集から六本木で話題を呼んでいる店舗を特集していく。
郷土素材を活かした居酒屋「倭玄」でカリモーチョ。
六本木交差点から徒歩1分のところにある、郷土素材を使用した料理を提供する「倭玄 六本木店」。名古屋コーチンから国産牛、銘豚、地鶏、熊本馬肉など、現地人しかしらない食材なども多く取り扱う郷土素材料理居酒屋だ。同店では10月21日から赤ワインとコカ・コーラを1:1で割ったカクテル、「カリモーチョ」の提供を開始した。
600円でカリモーチョが楽しめる。
郷土素材居酒屋「倭玄 六本木店」は、全国各地の選りすぐりの食材を使用した料理を取り揃えている。六本木交差点から徒歩1分と好立地ながら空中階で食にこだわりを持ったお客様たちが集まる居酒屋だ。
洗練された和風の店内。
静かでゆったりとくつろげるテーブル席。
純和風の空間に静かにJAZZが流れる。
同店は、前菜、野菜、魚、鍋、麺、肉、ご飯と様々なジャンルの料理を、素材から調理までこだわって提供している。グランドメニューは、四季の変化によってその時期に美味しく食べられる食材を使用し、日替わりメニューは、お刺身や肉、焼き物など、その日に美味しく食べられる食材を使用している。
メニューの構成は、魚介系の料理だけでなく、肉料理も豊富に扱っている。魚料理は産地を指定した刺身から、肉料理は名古屋コーチンや国産牛、米沢豚なども提供している。「普通なら『鶏の唐揚げ』だけで終わってしまうところを、ちゃんと股肉なのか胸肉なのかを提示してお出しすることも重要」と統括マネジャーの町田英二氏はいう。野菜の産地や特産品など、地域性へのこだわりを感じることができる。
全国各地の郷土素材が自慢の料理。
初めて入ってきたお客様が、メニュー表を見ると名古屋コーチンのお店なのかと聞かれる事があったという。メニュー表の一角に載っている名古屋コーチンの充実した種類と産地に、お客様は名古屋コーチン専門店だと思ったのかもしれない。しかし、メニュー表のページをめくると、今度は秋田料理がずらりと並んでいる。全国各地から厳選した郷土素材をこだわり抜いて提供している居酒屋だ。
京都名物「万願寺唐辛子のゴマ炒め」(800円)。
「はつとハマグリの土瓶蒸」(900円)。
全国各地の郷土素材の知識は、スタッフや地方出身のお客様から聞いている事が多いという。全国ではあまり知られていないが、地元では有名な食材を見つけ出し料理に使用する。すると、地方から来たお客様たちが懐かしく感じて話が弾むこともよくあるという。
カリモーチョは、幅広い客層から人気だ。どうしても日本酒や焼酎がメインドリンクになるが、たまには違うものを飲んでみたいという時に、カリモーチョを注文するお客様も多いという。「今は、完成が若い人が多いので、お酒の飲み方も多様化している。飲みたい時に飲みたいものを飲むようなお客様が増えてきました。そういう方々にカリモーチョはオススメです」という。
郷土素材居酒屋「倭玄」で、カリモーチョと共に全国各地の美味しい料理を味わってみてはいかがだろうか。
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