ランダムトーク
10月14日まで、横浜赤レンガ倉庫で開催されていた「横浜オクトーバーフェスト」。12日金曜に参加した方から聞くと、興奮さめやらぬ感じでした。グラス預かり料1000円の他に、ビールは1杯1500~3000円と高額です。にもかかわらず、ステージではドイツ民謡がライブで演奏され、それに合わせて観客も大盛り上がり。赤レンガ倉庫での開催は11回目です。
9月に豊洲、10月にお台場で開催された「オクトーバーフェスト」には私も行きましたが、その際も異常なくらい盛り上がっていました。有名な「アイン プロージット、アイン プロージット!」と始まる乾杯の歌の大合唱。日本人っていつからこんなに陽気になったの、と驚きました。
ちなみに、こちらは日比谷、芝、仙台、長崎でも開催され、横浜のものと異なる株式会社ビー・エフ・シーというイベント会社の主催です。2010年から17回も開かれています。
2005年頃からアイリッシュパブのブームが始まりました。日本人も立ってギネスを飲むようになりました。そして、2010年頃から、日本の地ビールを20~30種も樽生で提供するビアパブの人気が目立つようになりました。店舗数はまだ少ないですが、じわじわ増え続けています。
日本のビールは個性が強くない中で、ギネスから始まり地ビールと個性的な味わいをも、日本人は楽しめるようになってきた。
しかし、ビールだけでは盛り上がらない。オクトーバーフェストに見られるようなドイツのビール文化というものと合体した時に、心から楽しめるようになる。よく言われるように「モノ」ではなく、「コト」を消費させる。
田植えから稲刈りまで体験して日本酒を作る。ブドウを自分で摘んでワインを作る。東京・中野の業務用酒販店、柴田屋さんでは飲食店、そのお客様と一緒に酒造り体験ツアーを行っています。
フードの分野では、APカンパニーさんのように自社養鶏場を持ち、その現場体験をスタッフを通じてお客様に伝えたり、契約農場に行ってお客様と収穫体験をしたりして、「コト」を消費させる工夫がなされています。ドリンクでも「コト」を伝えらる工夫をしたいですね。
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