スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

広告

RSSフィード

ランダムトーク

フードリンクレポート

2012年10月14日(日)19:14 ランダムトーク

オクトーバーフェスト人気。ビール文化を消費させる。

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 安田正明 2012年10月14日執筆

キーワード :  

 10月14日まで、横浜赤レンガ倉庫で開催されていた「横浜オクトーバーフェスト」。12日金曜に参加した方から聞くと、興奮さめやらぬ感じでした。グラス預かり料1000円の他に、ビールは1杯1500~3000円と高額です。にもかかわらず、ステージではドイツ民謡がライブで演奏され、それに合わせて観客も大盛り上がり。赤レンガ倉庫での開催は11回目です。

 9月に豊洲、10月にお台場で開催された「オクトーバーフェスト」には私も行きましたが、その際も異常なくらい盛り上がっていました。有名な「アイン プロージット、アイン プロージット!」と始まる乾杯の歌の大合唱。日本人っていつからこんなに陽気になったの、と驚きました。

 ちなみに、こちらは日比谷、芝、仙台、長崎でも開催され、横浜のものと異なる株式会社ビー・エフ・シーというイベント会社の主催です。2010年から17回も開かれています。

 2005年頃からアイリッシュパブのブームが始まりました。日本人も立ってギネスを飲むようになりました。そして、2010年頃から、日本の地ビールを20~30種も樽生で提供するビアパブの人気が目立つようになりました。店舗数はまだ少ないですが、じわじわ増え続けています。

 日本のビールは個性が強くない中で、ギネスから始まり地ビールと個性的な味わいをも、日本人は楽しめるようになってきた。

 しかし、ビールだけでは盛り上がらない。オクトーバーフェストに見られるようなドイツのビール文化というものと合体した時に、心から楽しめるようになる。よく言われるように「モノ」ではなく、「コト」を消費させる。

 田植えから稲刈りまで体験して日本酒を作る。ブドウを自分で摘んでワインを作る。東京・中野の業務用酒販店、柴田屋さんでは飲食店、そのお客様と一緒に酒造り体験ツアーを行っています。

 フードの分野では、APカンパニーさんのように自社養鶏場を持ち、その現場体験をスタッフを通じてお客様に伝えたり、契約農場に行ってお客様と収穫体験をしたりして、「コト」を消費させる工夫がなされています。ドリンクでも「コト」を伝えらる工夫をしたいですね。

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top