ハインツ、調理が簡単でロスが少ない「必要分だけ使える グラタンソース」がバル・居酒屋業態で人気。

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2012年10月05日（金）14:44 トレンド

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ハインツ、調理が簡単でロスが少ない「必要分だけ使えるグラタンソース」がバル・居酒屋業態で人気。

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取材・執筆：酒井慎平 2012年10月5日執筆

キーワード：グラタン　グラタンソース　ハインツ　バル

　ハインツ日本株式会社が、9月3日（月）に業務用で販売を開始した「必要分だけ使えるグラタンソース」がバル・居酒屋業態を中心に話題を呼んでいる。当商品は、名前の通り内容量が500ｇと小分けされており、少量の利用にも対応している。また、ノズルキャップ付きで必要な分だけ使用可能。従来商品の課題であった開缶後に余ってしまいロスに繋がる問題も解消されている。ホワイトソースでトップシェアを誇るハインツが、居酒屋・バルに焦点を当てて、グラタンのマーケットを新たに開拓する。今回は、そんなハインツの業務用「必要分だけ使えるグラタンソース」を特集。

「必要分だけ使えるグラタンソース」を使用したグラタン。

　業務用で販売されているこれまでにあったホワイトソースは、内容量が多く賞味期限までに使い切る事が出来ないという店舗の声が多かった。特に居酒屋業態は、メニュー数が多いゆえに、おのずと食材数も多く、食材の在庫管理を徹底しており大容量のホワイトソースは敬遠されがちだった。

　ハインツの「必要分だけ使えるグラタンソース」は、在庫管理が徹底されている居酒屋やバル業態でも、手軽に安心して利用できるように開発された。

　ハインツ「必要分だけ使えるグラタンソース」パッケージ。

　ハインツの「必要分だけ使えるグラタンソース」は、ストレートソースで調理も簡単。開封後も10℃以下で3日間保管が可能だ。（注.社内調査による参考値）ノズルキャップ付きで必要な分だけ使え、解凍開始日記入欄で保管日数の管理も可能となっている。ノズルキャップを外し、食材にそのままかけられるので、少量の使用時にも使いやすく作業性も良い。

　発売後、居酒屋を中心に予想を上回る影響があり、既に導入した店舗からは、「味が良い」、「小さいものから大きなものまでいろいろなサイズのメニューに使いやすい」「ノズルにキャップが付いているので非常に清潔」といった高評価を得ている。

　当商品の発売に先立ち、実際にグラタンメニューを提供している居酒屋30件に電話調査を実施した。その結果、「グラタンは売れていますか？」という問いに対して、約8割が売れていると回答し、居酒屋業態にグラタンの潜在需要がはっきりと見て取れた。また、「オーダーしている客層は？」という問いには、81%が女性という結果が出た。最近では、実際に外食でも"女子会"を意識したメニューが増えている背景もあるように、ホワイトソースのシェアが縮小しているのにも関わらず、居酒屋で好評価が得られた裏には、グラタンが女性から圧倒的に支持されていることがある。

　ハインツでは、「必要分だけ使えるグラタンソース」を使用した、女性が好む独創的メニューとして、バル・居酒屋業態の店舗を対象に募集をして、"女性がよろこぶアレンジレシピ"の「創作メニューコンテスト」を実施した。応募して送られてきたメニューを、実際に女性約50人に食べてもらい、ランキングを作成した。

　ここで「オリジナル創作メニューコンテストランキング」のトップ3を紹介していく。

　第1位に輝いたのは、大門・浜松町にある創作料理居酒屋「よござんす」の「サーモンとほうれん草のグラタンパイ」だ。パイシートの上にグラタンソースをのせ、カントリーカット、サーモン、ほうれん草の順に重ねたものを、油をしいた鉄板に乗せ270度のオーブンで7分間焼き上げた。客単4000円の居酒屋で、女性客に圧倒的な支持を受ける。

　第2位は、渋谷肉横丁内にある本格イタリアン「fiocca（フィオッカ）」の「グラタン風ピザ」。ピザ生地の上にグラタンソースを伸ばして、玉ねぎ、エビ、トマト、バジルを順に具材を載せ、窯で5分焼き上げた。仕上げに、焼きあがったピザに粉パセリを降り掛けたら完成だ。取り分け易いピザが、大人数でも注文しやすい。

　第3位は、串揚げ・串かつ「ぼろくち」が提供する「3層の和風グラタン」だ。2枚の餃子の皮で3層の絶妙なグラタンソースとトマトソースの絡みを生み出す。驚きなのが、1皿あたりの原価が85円に抑えられている事である。