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取材・執筆 : 安田正明 2012年8月26日執筆
8月28日のR関東プレゼンター、ドリーマーズの中村正利社長が教えてくれました。料理を携帯カメラで撮影しているお客様には積極的に話しかけようと。
中村社長の実家が肉屋だったことから、肉をウリにする居酒屋「小松屋」を開発。「串屋横丁」に次ぐ業態として、ドリーマーズ全体で100店舗にしようとしています。
「牛の体温は42度。その体温に戻して焼くと旨くなる」と、焼き台の上に冷蔵庫から出した肉を吊るし、温度が上昇するのを待つ。しばらくすると、肉が温められて伸びてくる。そうなったら焼く。
携帯カメラで料理や店内を撮影しているお客様にうんちくを語る。ますますのめり込んで話を聞いてくれる。翌日には食べログやブログに写真と良い評価が掲載されている。「昨日のあの人だ、と分かる」と中村社長。
料理も撮影されることを想定して作る。ネットの口コミを事前に想定した店作りです。中村社長はIT起業家としての過去を持ち、ネットの住人のことがよく分かっているからできる仕業。日本橋外れの「小松屋」2号店は満席でした。
ブロガーは何を書かれるか分からないので、来て欲しくないという声も聞きますが、逆に積極的に話しかけ、うんちくやこだわりを伝えることにより、ファンに洗脳してしまう。これがブロガーの使い方ですね。
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