シンガポールはぐずついた天気が続いています。晴天の日本が羨ましい感じです。最近は毎月、一週間滞在しています。今回は日本料理の食べ放題店に注目してみました。価格は、おおよそ平日昼は25シンガポールドル、夜は35シンガポールドル。週末昼は30シンガポールドル、夜は40シンガポールドル。商業施設にはよくあります。クリエイトレストランツさんがシンガポールに出店した「馳走三昧」も同じ業態。

　入り口で料金を払って中に入ると広大な店内に日本料理のほとんどがあります。寿司、天ぷらは当たり前、焼鳥、鍋、ラーメン、たこやき等々。デザートには餅や団子まで。味の完成度も高い。今日行った店では天ぷらがサクサクでびっくり。日本人の私でも楽しくなって、何度もお替りに行きました。

　客層はシンガポール人と観光客。欧米からの観光客もいます。夜や週末はシンガポール人の家族で大賑わい。10名以上で予約している方も多くいます。

　住んでいる欧米人の女性に聞きました。ローカル料理の次は日本料理というくらい人気。イタリアンやフレンチはその次。彼女は日本料理がウケている理由を「種類が豊富で、コストパフォーマンスがいいから」と説明してくれました。私はてっきりヘルシーだからウケているのかと思いましたが、違うようです。確かに食べ放題の日本料理店を見ていると理解できます。

　食べ放題店では時間制限もなく、何時間も過ごして、沢山の量を食べる。あっさりから濃い目まで料理の種類も多いので、飽きずに食べられてしまう。ただし酒は飲まない。料金に含まれるソフトドリンクで満足。

　確かにヘルシーだけではこんなに人気にはならない。高級料理からB級料理まである、日本料理にはエンターテイメント性があり、しかも価格的にはリーズナブル。そこなんですね。