アメイジング・ナイト
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お酒好きが集う、妹萌えをテーマにしたアキバ系カフェバー
「Cafe Bar NAGOMI」
(東京・秋葉原/妹系カフェバー)
第1回 2009年9月16日

「お帰りお兄ちゃん」と迎える妹たち。

「Cafe Bar NAGOMI (なごみ)」は秋葉原中央通り沿い、「ドンキホーテ」の先に、今年3月15日にオープンした“妹系”カフェバーだ。
“妹系”というのは、いわゆるアキバ系の“妹萌え”を表現したもので、店は顧客であるところの“お兄ちゃん”、“お姉ちゃん”が帰ってくる“家”と設定されている。中高生風の白いワイシャツに紺のスカートを履いた制服のウェートレスが、“お兄ちゃん”、“お姉ちゃん”に対して妹になり切って接客してくれるのだ。
秋葉原に集う、フィギュア、カード、アニメなどに趣味があるオタクたちにとっては、“妹萌え”は主流で、秋葉原を歩く男性に、若い女の子が「お兄ちゃん」と声を掛けると10人中9人が振り返ると言われている。
しかし、「Cafe Bar NAGOMI」はそんな予備知識がなくても、オタク趣味のあるなし関係なく、誰もが安く飲めて、かわいい女の子と話せる楽しい店だ。

外看板。

外観。

店内。

テーブル席。

薔薇のバーカウンター。
何しろ、ドリンクのほとんどは1杯500円〜600円。おつまみの値段も300円〜500円で、チャージを取らない。夏休み、正月など繁忙期はチャージ300円を取るが、常連になればチャージフリー券が発行されるので、チャージは要らないのだ。オーセンティックなバーはもちろん、一般のガールズバーに比べてもお得な値段設定だ。
妹たちは常時2、3人出勤していて、カウンター越し、またはカウンターから出て、カクテルをつくりながら、フレンドリーに話しかけてくれる。ただし、妹なので飲食店の店員らしい丁寧な言葉遣いは一切ない。


中高生風の店服でお兄ちゃん、お姉ちゃんに接客。

「妹のオリジナルカクテル」をお願いしてみよう。
「お帰り、お兄ちゃん」で出迎えられ、席に着いたら「ねえ、何飲むの?」。オーダーしたら、「ちょっと待ってて。今つくってくるから」といった感じで、タメ口で接客が進行していくのが大きな特徴だ。
「メイド喫茶の『お帰りなさい、ご主人様』に始まる、丁寧でマニュアル化された接客の逆をやってみたかったのです。メイド喫茶は飽和状態でしたから、今更同じことはしたくなかったですね。カクテル1杯を普通バーで飲むとチャージ含めて1000円を超えてしまいますが、ウチは2杯飲めます」と、アイデアマンのオーナーは語る。
「Cafe Bar NAGOMI」は2005年11月に、秋葉原にオープンした「Pash Cafe NAGOMI」の2号店である。1号店が妹をコンセプトとしたカフェとしてヒットしたので、今度はお酒を主体としたカフェバーを出店したというわけだ。
ランチ時から営業しているが、18時までのランチでは「妹魂注入済み てりやき丼」、「妹魂注入済み スタミナ丼」(共に700円)がよく出る。観光で来た初めての顧客には、トマトケチャップでお絵描きをしてくれる「ふわふわ卵のオムライス」(700円)が人気。1000円でソフトドリンク付きのセットになるので、セットを頼む人が多く、それに加えて1杯お酒を飲んでいく人も。
一方でお酒を飲めない人は、コーヒー1杯500円で楽しむのもOKだ。1号店と掛け持ちの常連も少なくない。
顧客層は20代後半から30代が中心。男女比は8:2で男性が圧倒的多数となっている。また、ユニークなコンセプトが好奇心の強い人の遊び心を刺激するのか、会社の社長や芸能人の来店も目立つという。
売りのお酒は、「妹のオリジナルカクテル」(600円)。ある程度顧客の好みを聞いて、妹が色鮮やかなカクテルを器用につくってくれる。妹の採用は容姿のみで選んでいるのではなく、全員飲食経験者なので、カクテルづくりを含めた接客には安定感がある。

妹らしい発想の「妹のオリジナルカクテル」 その1。

「妹のオリジナルカクテル」 その2。
グループでやってきてジャンケンで負けた人が、わざと不味くつくったカクテルを飲まされるといった罰ゲームに使われるケースもある。食せないものは入ってないが、変な暗色系の色で中にカレー粉とココアが入るなど、奇妙な味のカクテルが提供されるという。

罰ゲームに用意するカクテル・・味は試してからのお楽しみ。
下戸の人が多い印象がある秋葉原の顧客だが、意外にも強いお酒のオーダーが主流。75度のラムである「レモンハート」(600円)、「電気ブラン」(500円)、「とろ角ハイボール」(500円)、スポット的に入る宮古島の泡盛「菊之露」(500円)などが人気だ。焼酎はあまり出ないのだそうだ。
顧客が参加するイベントも好評で、男性が全員女装する「女装デー」、35歳以上の男性にサービスする「おっさんデー」など、ユニーク企画が目白押しだ。

店内イベント告知の数々。
1人500円を払えば「ツンデレ」接客が可能で、これを申し込むと終始上から目線でツンツンと接客し、最後に「いってらっしゃい、お兄ちゃん。また来てね」とにっこりデレっとしてくれる。これを「妹らしい」と好む顧客も多数いて、好評を博している。元々は1号店のイベントから始まったサービスとのことだ。
顧客数は平日で100人、休日で200人といったところ。客単価は3000円で、5、6杯飲んで帰る人が多い。席数はカウンター8席、テーブル12席と計20席あり回転率は高い。内装は、バラの花を敷き詰めたカウンターが印象的。
若い人はお酒を飲まなくなったとよく言われるが、提供の仕方によっては強いお酒が売れるということを、実感させられる店である。

【Cafe Bar NAGOMI(なごみ)】
| 住所 | 東京都千代田区外神田4-6-1 シューマンビル2階 |
| 電話番号 | 03-5256-8001 |
| 営業時間 | 月〜木、日 12:00〜23:00 金、土、祝前 12:00〜翌5:00 |
| 定休日 | なし |
| 客席数 | 20席 |
| 客単価 | 3000円 |
| 開店日 | 2009年3月15日 |
| 経営母体 | 個人事業 |
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2009年9月10日取材

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4月5日(月)14:00〜 渋谷
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